〒990-0041
山形県山形市緑町1-9-30
緑町会館6F
開催日時 | 平成26年11月20日(木) |
---|---|
会場 | 山形市・ホテルメトロポリタン山形 |
参加人数 | 70名(法人協会、賛助会員、食品製造業者、行政など) |
講演内容 | 「ローソンの再建事例に学ぶこれからの企業経営」 元ローソンジャパン代表取締役社長 全日本農商工連携推進協議会会長都築 富士男 氏 |
意見交換会 | 「地域創生と地場産業」 コーディネーター:元全国農業会議所・農政ジャーナリスト 内藤 欽一郎 氏 |
平成26年11月20日(木)、山形市・ホテルメトロポリタン山形において、平成26年度11月例会「山形県農商工連携・6次産業化セミナー&交流会」を開催いたしました。
法人協会、賛助会員、食品製造業者、行政など70名ほどの参加がありました。
初めに、この度のセミナーを共催いただいた「農林中央金庫山形支店」様、「山形6次産業化サポートセンター(やまがた農業支援センター)」様より、最新情報をいただきました。
講演として、元ローソンジャパン代表取締役社長、全日本農商工連携推進協議会会長の都築富士男氏にお越しいただき、「ローソンの再建事例に学ぶこれからの企業経営」と題して、ご自身で経験されてきた内容を含めながら、経営課題の明確化とその解決について、ご講義をいただきました。
講演の様子
3つの力として、①マーケティング力、②コラボレーション(連携)力、③ベンチマーキング力が必要であり、これからの農業経営においては、連携による力を活かして農業所得を向上させることが求められるとお言葉をいただきました。
講演終了後、元全国農業会議所・農政ジャーナリストの内藤欽一郎氏をコーディネーターに迎え、「地域創生と地場産業」と題した意見交換会を開催いたしました。
都築氏より引き続きアドバイザーとしてご参加いただき、パネラーとして、(株)黒澤ファームの黒澤信彦代表取締役、(株)セゾンファクトリー商品企画部マネージャーの白幡樹弘氏、出羽商工会の石塚益美氏の3名より、それぞれの業態における活発なご意見をいただきました。
地域創生につながる地場産業としては、「どの市場で戦っていくのかを明確にし、『観光ブランド』を通じて外貨を招き、『商品ブランド』であるさくらんぼや米沢牛のように付加価値を創出し、『ブラッシュブランド』として地域で磨ける資源を活用するかを、単独ではなく連携による取り組みによって新たに拓けるようになる」と都築氏よりコメントと内藤氏よりまとめをいただき、今後の事業展開における大変参考になる会にすることができました。
意見交換会の様子
セミナー終了後の交流会では、本協会会員である(有)蔵王ウッディファームの木村義廣代表取締役より、今年からリリースされたワインが振る舞われ、乾杯に彩りを飾っていただきました。
また、(株)黒澤ファームの黒澤信彦代表取締役より「寿司専用米」をご提供いただき、新たな米の新規需要性を実感させられる美味しさでした。