この度、2期目の会長に就任いたしました（有）山形川西産直センター代表取締役の平田勝越と申します。よろしくお願い申し上げます。

山形県農業法人協会は、「法人形態によって未来の農業を切り開くプロ集団」として、個々の経営の発展はもとより、農業と農業法人のイメージと社会的評価の向上・本県農業の発展を目指し、志を同じくする農業法人経営者と共に時代の要請に応え、経営発展に向け切磋琢磨する組織として、平成8年11月に設立されました。

現在、正会員46社、賛助会員16社が加入しており、資質向上や相互研鑽活動を中心に各種の取り組みを行っております。

また、公益社団法人日本農業法人協会の山形県支部としての位置付けもあり、国や関係機関に向けた山形県農業経営の現場の声を届けることを通じて、よりよい農政が展開されるよう意見交換や政策提言等の活動を行っています。

農業経営は、事業として生産・管理・販売・流通・設備投資・資金・労務管理等をマネジメントすることだけではなく、自然条件による影響や農地等の特殊性を鑑みた取り組みを行う必要があり、幅広い視野を持たなければなりません。更に、農業情勢や政策が変化する中で、的確な情報を自社の経営に活かすセンスを磨くことも重要であります。

同じ志を持つ農業経営者が一つとなり、相互連携による“共創”の場が山形県農業法人協会であり、企業的農業経営を行う会員の事業の成長と発展・次代の人財育成を図り、関連機関や他産業とのネットワークを密にし、地域社会・山形県農業への貢献と農業が生命を輝かせる産業として、農業・農村に寄与してまいる所存です。本協会の趣旨にご賛同いただける法人・機関の方々を心よりお待ちしております。

最後に、これまでご支援をいただいております方々に心より感謝を申し上げますとともに、今後とも本協会の発展により一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。