山形県農業経営発展セミナー　オール山形　農業経営発展キックオフ交流会　開催報告

開催概要

開催報告

平成２９年８月７日（月）、山形市・国際ホテルにおいて、県主催の「山形県農業経営発展セミナー」が開催されたのにあわせて、「オール山形 農業経営発展キックオフ交流会」を開催いたしました。

県主催のセミナーには、法人協会会員、地域営農法人協議会会員、県、専門家、関係機関など１３０名ほどの参加がありました。

講演として、HS経営コンサルティング株式会社の本田茂代表取締役より「法人化へのステージアップに必要なこと」と題して、ご講演をいただきました。目的と目標の違いについてやPDCAサイクルの仕組みを理解し、現状の農業情勢においてうまく実践することの重要性についてお話をいただき、法人化については、メリットとデメリットを考察しながら、先生における事例を含めてご説明をいただきました。目標と計画をしっかり作り上げること、経営者は数字が読めることが必須であること、会社にとって大事な人材を登用し、チームビルディングを構築することの大事さを教えていただきました。

続いて、山形県副知事の若松正俊氏より「競争力の高い農業経営体の育成に向けて」と題して、ご講演をいただきました。一生懸命に取り組む農業者へ支援を行うことを通じて、大事である３つの技術、①生産技術、②経営技術、③人材育成技術を進捗し、農業経営者の資質向上や人材育成、本県農業のビルドアップを図ることが、農業・農村の発展につながっていくとお言葉をいただきました。

セミナーの様子

セミナー終了後、法人協会と地域営農法人協議会の主催で「オール山形　農業経営発展キックオフ交流会」を開催しました。農業経営の発展を実現するため、同じ志を持つ農業者との交流を行い、刺激を受け、お互いに切磋琢磨するとともに情報交換を通じたネットワーク形成が図られることが、会場の盛り上がりから見て取れました。

この度、オール山形でのキックオフ交流会として中央会・県の協力のもと開催することができました。今後も、連携させていただきながら皆様の農業経営発展につながる事業を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。